2010年9月アーカイブ

骨は大人になると成長が止まると言われているが、イリザロフ法ではどうして骨を伸ばすことができるのだろうか?

子供の頃は骨端に成長する軟骨部分があるが、大人になるとなくなる。そのため骨の成長がストップする。しかし、イリザロフ法による骨延長は成長軟骨とは無関係で骨延長を行っている。イリザロフ法の骨延長は、骨折時の治癒する過程の原理を利用している。

骨は外側の硬い部分と内側の軟らかい部分に分かれている。内側の軟らかい部分には血管や繊維質などが満たされている。骨折すると内側の血管などが骨と骨の隙間を埋めようとして仮の骨をつくり、骨を再生します。

イリザロフ法は、この骨の再生機能をうまくつかっている。

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半月板とは膝の上の骨である大腿骨と下の骨である脛骨の間にありクッションの役目をしている。

通常左図のように三日月状であるが、30人に1人は円板状の場合があるらしい。
通常より分厚く大きいために、衝撃や荷重をうけているうちに破壊や断裂がおきやすく、膝痛の原因にもなる。小児の膝手術の大半は円板状半月板によるものらしい。

母体にいる時は誰でも円板状の半月板をしている。出生する時は中央部分が薄くなり消えて三日月状になる。なんらかの理由でそれが妨げられて円板状のまま出生するらしい。

全てが即手術というわけではなく、痛みが軽度の場合は保存療法により様子をみます。引っ掛かりが強く、膝が動かせないような時は手術が適用となります。

 

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後縦靭帯骨化症とは、脊椎椎体の後縁を上下に連結し、脊柱を縦走する後縦靭帯が骨化し増大した結果、脊髄の入っている脊柱管が狭くなり、脊髄や脊髄から分枝する神経根が圧迫されて知覚障害や運動障害等の神経障害を引き起こす病気です。

病気が発症するのは中年以降、特に50歳前後で発症することが多く、男女比では2:1と男性に多いことが知られています。また、糖尿病の患者さんや肥満の患者さんに後縦靱帯骨化症の発生頻度が高いことが分かっています。

一般外来を受診する方のレントゲン写真をみると2%~3%の方に後縦靭帯骨化症がみられるようです。

しかし、骨化があっても全員に症状が現れるわけではありません。一部の方だけのようです。かなり確立は低いです。

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