2010年2月アーカイブ

 

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整形外科受診者の約50%は腰痛である。その中で一番多いのが椎間板ヘルニアである。

椎間板ヘルニアになると下肢に痺れや痛みがでるというのは有名な話であるが、なぜ痛みや痺れがでるのだろうか?

写真の黄色のひものような部分が神経で、骨と骨の間にある薄い黄色の部分が椎間板である。椎間板の中には髄核というものがある。それがはみ出して黄色の神経部分に触れて圧迫するから痛みや痺れがでる。特に下肢を伸ばした時などは神経部分を圧迫しやすいので痛みや痺れが増す。

 

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背骨は24個の骨が積み重なってできている。その骨と骨の間には椎間板があり、運動したときに衝撃を和らげたり、骨どうしがぶつかりあったりしないようにクッションの役目をしている。

背骨の24個の骨のうち下の5つを腰椎と呼ぶが、この部分が体重の6割を支えている。したがって腰椎椎間板にはものすごい負荷がかかっていて老化や変性が始まるのは20代と非常にはやい。

椎間板は10代では約80パーセントの水分を含んでいて、20代位から変性がはじまり腰椎椎間板ヘルニアが起こりやすい。水分をたくさん含んでいるほうが飛び出す部分も当然多いので重症化しやすい。

従来、変形性股関節症は手術後のリハビリに時間がかかると言われてきた。しかし、現在では小切開術が行われていてリハビリ期間の短縮が進んでいる。

小切開術は、従来約2時間かかっていた手術を1時間に短縮した。また、切開の長さも従来では18㎝程であったが、10㎝までに短くした。それによって患者側の出血量や術後の痛みの軽減に成功した。また、患者の負担を軽くできたことによりリハビリ期間の短縮につながった。

入院期間は従来70日位であったが、現在では約3週間で退院できるらしい。もはや変形性股関節症をおそれる必要はないのかもしれない。

 

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