2010年1月アーカイブ

 

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変形性股関節症の治療には、薬物療法や運動療法や手術などがある。患者側の生活環境や進行の度合いにより選択していく。

末期の場合は手術が多く、手術の8割はチタン製の人工関節をいれる人工関節置換術が行われている。

太ももの外側を切開して、関節を包む筋肉を切り、股関節をはずす。そして、骨盤側の臼蓋にカップと呼ばれる半球体の器具を埋め込む。これが受け側となる。一方、差し込む側は大腿骨の骨頭を切り落として、大腿骨にステムと呼ばれる人工関節を取り付ける。最後にカップとステムをつないで人工関節となる。

人工関節置換術をするのがこわくて踏み切れないという方が結構いる。人工関節置換術は医療技術の進歩に伴いさらなる進化を続けている。手術を選択するのも賢い判断だと思う。

 

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変形性股関節症は9:1で女性に多い。特に50歳以上の中高年の女性に多い。これは、男女の骨盤の形の違いと関係があると言われている。

男性と女性の骨盤を比較すると女性の骨盤は男性の骨盤より横幅が広く、浅い。このために股関節の骨盤側の受け皿が浅くなりやすい(臼蓋形成不全が起こりやすい)。

浅い不安定な部分で体重を受けるので、体重を受ける軟骨の面積も少ない。そのために軟骨が摩耗して擦り減りやすくなる。軟骨がすり減ると骨どうしがぶつかり激痛がおこる。これが変形性股関節症である。

それから、膝の場合と同じで体重があると変形もはやく進む。太った女性は要注意です。

 

 

変形性股関節症は、末期では靴下が履きづらかったり、あぐらをかけなかったり、歩行や階段の上り下りで股関節が痛んだりするので気付くのだが、初期の段階では気付きにくい。

初期の状態では痛みがはっきりせずに膝やおしりが痛く感じることがある。そのために、膝が悪いのではないか?腰が悪いのではないか?坐骨神経痛か?といろいろ迷う方が多いらしい。

もし、腰も膝も異常がない場合は変形性股関節症を疑い、レントゲン撮影をしてみてはいかかでしょうか。ちなみに変形性股関節症は9:1で圧倒的に女性が多いらしい。

東海北陸厚生局と県医務国保課は30日、施術内容を偽って療養費40万円を医療保険機関に不正請求したとして、「いがらし接骨院」(北名古屋市九之坪葭田)の五十嵐丈浩・柔道整復師(37)に対し、医療保険の受領委任取り扱いを5年間中止すると発表した。

五十嵐整復師は、療養費の出ない肩こりや疲労回復のマッサージなどを行ったのに、療養費の出る「転倒による打撲」の治療などと偽り、昨年1年間だけで42万円を受け取っていた。患者側から見れば、全額負担なのに3割負担で済んでいた。五十嵐整復師は同局に対し、「全額負担でない方が患者が払いやすいだろうと思ってやってしまった」と、不正請求を認めているという。

この不正をやっていない接骨院があるのだろうか?おそらくこの人は「何で俺だけが」と思っているはず。しかし、不正請求であることには間違いありません。慢性的な腰痛や肩こりに対して保険適用になるのは鍼灸治療の場合です。この場合は医師の同意書が必要になります。このような柔道整復師が鍼灸師の仕事を奪っているのです。

柔道整復師の存在意義が問われます。

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腸腰筋は腸骨筋と大腰筋と小腰筋にわけられます。この筋肉は足をあげる時に重要な働きをする筋肉です。
よくお年寄りで足を引きずるように歩いているかたがいます。股関節や膝に変形がないのに歩行が困難なのです。こういった方は腸腰筋が弱っている可能性があります。
腸腰筋が一番よく使われる状況は仰向けになり足を持ち上げる時です。しかし、これで腸腰筋を鍛えると腰痛の原因になります。なぜなら、腸腰筋は腰部 に付着しており収縮時に腰部を引っ張るからです。
一番良い鍛え方は平行棒などにつかまり大腿部をあげることです。また、日常生活ではエレベーターなどは使わずに階段を使うことなども重要です。
また、この筋肉が硬くなると姿勢も悪くなり背中が曲がってきます。写真は腸腰筋のストレッチです。鍛えると同時に伸ばしてあげてください。


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