2009年10月アーカイブ

奈良産業大硬式野球部の総監督(50)の経営する整骨院が、3年前から、療養費を自治体などに請求する申請書に、実際には施術(治療)を受けていない複数の部員に署名させ、療養費を不正受給していることがわかった。実際は1度しか施術を受けていないのに、1年余りの間に150回以上、施術を受けたことにされた部員もいた。現監督は「部員にまとめて署名させていたが、不正請求に使われるとは知らなかった」と話している。総監督は現在大学との雇用関係はない。

また、部員に対する施術(治療)はほぼすべて、柔道整復師の資格をもたない同部OBの男性従業員が担当していたことがわかった。無資格者による施術で療養費を請求することは柔道整復師法で禁じられている。

おそらく、部員の方々は不正請求をある程度はわかっていたはず。しかし、運動部の縦社会で監督の不正を注意できる者などいません。消されます。こわいですね。おそらく、この事件が発覚したのは部員の保護者からの通報ではないでしょうか?

接骨院(柔道整復師)だけの不正を取り上げるのは不公平なので、本日は鍼灸・マッサージ治療院の不正をとりあげます。

横浜市から5400万円を不正受給をしていたのは「横浜みなみ針灸(きゅう)マッサージ治療院」(横浜市南区)と「土屋針灸マッサージ」(同市中区)を経営する土屋勉院長(70)。この治療院はマッサージ師57人と運転手20人を抱え、利用者の自宅へのはり・きゅう・マッサージ師を派遣する、訪問治療をしていた。

手口は、市への申請書にあらかじめ利用者の署名をもらい、後から水増しした利用回数を記入していた。「施術回数に関係なく月額1000円」をうたい、利用者を集めていたとみられる。療養費の請求は市全体の3割を超えていたという。横浜市は過去の不正についても調べを進めるとしている。

2治療院は突然閉鎖され、従業院80人は全員が解雇された。給与の一部は未払いのまま。ちなみに、この治療院の従業院の半数近くは視覚障害者であり、再就職は困難とされる。

横浜市が不正受給を発表した8日後の、2008年1月26日に土屋院長は自殺、横浜みなみ針灸マッサージ治療院の開設者だった元妻(64)も、31日に病死した。

この事件には二つの不正があります。まず、料金がひと月定額1000円です。これは自由診療では問題ありません。保険診療だと患者から1割~3割もらい残りは7割~9割は市から請求することになっているからです。保険診療は患者負担の料金が決まっています。患者負担を少なくして客集めのようなことは保険診療ではNGです。もう一つは、治療日数の水増しです。おそらく日数水増しを、患者から大目に見てもらうために患者負担を少なくしたのかもしれません。水増ししても患者側は料金を払わないので損はしません。損をするのは市です。いや、保険料を払っている市民です。一部の人間の私腹を肥やすために真面目な市民のお金が流れていくのです。残念。

 

 

 


 

前回は不正請求と言うドロドロしたテーマでしたので、今回は違うテーマです。シップについてです。
よく患者さんから「温かいシップと冷たいシップどちらがよいか?」と質問を受けます。患部を温めた方がよいのか?冷やした方がよいのか?というのと同じ意味で使っているようです。
シップには消炎、鎮痛の作用があります。温めたり冷やしたりする作用はありません。温シップが温かく感じるのは、唐辛子の成分であるカプサイシンが使われているからです。実際は温めているわけではありません。
ですから、痛みがある場合はどちらを使ってもよいということです。ただ、温シップの方が少々かぶれ易いようです。お好みで選んで下さい。

保険施術を行ったように装い、不正に療養費を受領していたとして、府と大阪社会保険事務局は18日、大阪市北区浪花町の「にしだ整骨院」院長、西田博之柔道整復師(55)を、同日から5年間の保険診療による受領委任の取り扱いを中止する、と発表した。西田柔道整復師は、これまで判明しているだけで、平成18年1月~今年5月の間、35人分の療養費計約330万円を不正請求していた。
 府などによると、西田柔道整復師は昨年2~7月、和歌山市の男性(17)に対し、実際は施術をしていないのに、106回にわたって施術したように装い、和歌山市に計約13万円を不正請求し、受領するなどしたという。
 患者が医療費通知書などから不審に思い、届け出たことなどから発覚した。西田柔道整復師は15年8月から不正請求を行っていたとみられ、府などは西田柔道整復師を追及している。

また大阪ですか・・・おそらく悪いことをしている認識はゼロなのかもしれません。「他もやってるだろ!」逆切れの声が聞こえてきそうです。

岐阜市が、市内の接骨院から老人保険の療養費(医療費)約100万円を不正請求でだまし取られた疑いがあるとして18日、市がこの接骨院に支払った額の確定や不正請求額の返還、刑事告訴するよう求める住民監査請求を行った。
接骨院は2004年1月から、過去4年間、一度も通院していない80歳代女性の名義で毎月2万円程度の医療費を請求し、市から約100万円の支払いを受けた。女性は、4月に市から届いた高額医療費支給申請に伴う明細書に、治療を受けていない接骨院からの請求が含まれているのに気付き、市に届け出た。
市は、県とともに事実を確認し、不正請求があれば刑事告訴を検討する。老人保険では医療費の1~3割が患者負担で、残りを市町村に請求する仕組み。

その後、この接骨院は04年1月~08年3月までに不正請求した約98万円を市に返還している。同市は、この女性以外に不正請求の疑いのある数件について県と岐阜社会保険事務局に情報提供しており、総額はさらに膨らみそうだとのこと。
同市は監査結果を待って刑事告訴するらしい。

これも古典的な不正の手口。「接骨院の前を通ると通院したことになる」という言い伝えもあります。過去に、患者が外国に行っていて治療を受けていないのに療養費を請求してバレタ接骨院もありました。

包帯の目的

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1、傷口をおおい、接触や刺激をさけたり、感染を防ぐ。

2、骨折や手術部位などの患部を固定する。

3、出血部位を圧迫して止血したり、腸などを圧迫して脱腸を防いだりする。

4、骨折部を伸展したり牽引したりして整復する。

さっそくですが、すごく黒い事件をとりあげます。

国民健康保険の審査などを行う「大阪府国民健康保険団体連合会」(大阪市)の職員44人が、保険請求が認められていない大阪市北区の整骨院に通っていたにもかかわらず、保険請求が認められている大阪府柏原市の整骨院に通ったように装いこの二つの整骨院経営する柔道整復師の男性(49)の不正な健康保険請求に協力していたことが23日、府や同連合会などの調査でわかった。この職員44人の中に整骨院の役員を務めているものがいて、同僚に整骨院を紹介したうえで、偽証を依頼していたという。

すごいですね!さすが大阪。

ところで、保険請求が認められていないなんて前にも何かあったのでしょうか?

職員44人捻挫もすごいけど・・・

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