一般的に切断の場合、足や腕などの筋肉を含む部分の切断の場合は2~3時間以内に血流の確保ができれば再接着が可能となる。

一方、筋肉を含まない指の部分の切断では10時間までとタイムリミットが長くなる。

筋肉は皮膚などに比べて酸素を多く必要とします。そのため、切断されて酸素の供給がなくなってしまうと酸素を大量に必要とする筋肉は短時間で細胞がしんでしまう。ちなみに、細胞に酸素を供給するのは血液中に含まれる赤血球です。

このようなことから筋肉を含む部分の足や腕の切断は時間との勝負になります。

 

 

手の外科

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交通事故や作業中の事故などにより、体の一部を失ってしまうことがある。

しかし、適切な時間内に適切な処置を受けていたら、最悪の事態をまぬがれることができる場合もある。体のどこの部位でも組織が完全に潰されていなければ、元の形に近い状態でつなぐことが可能となっているためである。

整形外科が骨や筋肉などの内部の疾患を扱うのに対して、形成外科は皮膚や皮下組織などの表面を扱う。この中間に位置し両方の技術で対処するのが手の外科である。

手の外科は事故による切断や感染症による壊疽を起こしているもの、骨折や脱臼、先天奇形などを取り扱っている。

従来では切断されていたケースの多くが再接着が可能となっている。

リウマチの治療では、まず薬物療法が行われます。薬により炎症や痛み、関節破壊を抑えます。抗リウマチ剤や生物学的製剤などが使われます。

今までは、最初は弱い薬が使われて、抗リウマチ剤や生物学的製剤などの強い薬は最後に使われていた。しかし、現在では最初から強い薬を使用する。発症から2年間で急速に症状が悪化するので、それを抑えるためです。

次に、薬物療法では対応できない場合は人工関節などの手術が行われます。手術をするタイミングは関節の壊れ具合と生活の不便さによりかわってきます。

リウマチと言えども適切な正しい治療を行えば恐れる必要はありません。

 

リウマチは患者の8割は女性で全身のあらゆる関節に起こる。40歳~50歳代が多い。
朝10分以上の手のこわばりや、手の関節の複数個所の腫れや痛みは有名な症状である。

このリウマチですが、予後に3種類のパターンがあります。
35%は完治、50%は良くなったり悪くなったりを繰り返し少しずつ悪化、15%は一方的に悪化するようです。

以前は何年も経ってから関節が壊れていくものと理解されていたが、最近になり病気の初期(2年以内)に急に関節が壊れていくことがわかった。

したがって、最初の2年以内にいかに関節が壊れるのを防ぎリウマチの病気をたたくかがポイントになります。

治療は早ければ早いほど良いということになります。

 

マッサージ師が保険を使う際に医師の同意書は当然のことですが、その他に各保険者や自治体による独自のチェックをくぐり抜ける必要があります。

全国的に統一して決められたものはなく、保険者が自由に絞めつけることできるようなのです。我々マッサージ師は常にビクビクしながらお上の顔色をうかがう必要があります。

多少のことでしたら保険者によって差があっても問題ないのですが、時として致命傷になりかねないこともあるので注意が必要です。

 

最近起こったつらいことを記します。

 

特養老人ホームへの訪問マッサージはけっこう需要があります。訪問マッサージをしていれば誰もが一度は行っていることでしょう。

特養は介護保険制度、訪問マッサージは医療保険なので制度的に併用しても問題はありません。
また、特養で機能訓練をやっていない所がある(表向きはやっていることになっている?)ので利用者のご家族から大変喜ばれています。

このようにすっかり定着している特養での訪問マッサージですが、
なんと!某県では認められていなかったのです。

二県にまたがり訪問している私にとってこの差には驚きでした。まるで違う国のようです。

二か月近く経ってから某県の国保連から連絡があり、「○月と○月の療養費はお支払いできません。すぐに訪問をやめなさい」と宣告されました。

週4で訪問していたので金額的にかなり大きいです。
しかも、おばあちゃんには好かれています。おばあちゃんはマッサージを楽しみに待っています。いまさら中断するなんて悲しくてかわいそうで・・・。

国保連に何とか例外を認めてもらえないかと懇願しましたが、やはり駄目でした。

ちなみに、この某県の国保連は2.3年前にある職員が、県民から徴収した保険料を10億円使い込み事件となっています。何に使ったかというと競艇です。

我々はこのような事件を起こした組織から色々と言われるのです。

保険料10億円を競艇に使うくせに、おばあちゃん一人のマッサージ代も出さないなんて!!

世の中おかしい。腐っている。一度崩壊して新しくつくりなおすしかない!!

また熱くなりましたのでこのへんで冷まします。最近血圧が高めです。

 

 

 

 

「リウマチ」という言葉が登場したのは古代ギリシャ時代です。医学の祖ヒポクラテスの著作にのっている。

「リウマチ」はギリシャ語で「rheuma(リウマ)」といい、「rheuma(リウマ)」とは「流れだすもの」という意味である。

この時代に病気は全て脳から悪い物質が流れ出すことによっておこる、と考えられていたためにこう呼ばれた。現在のように関節の病気をさすのではなく、全身に起こる病気を全て「リウマチ」と呼んでいた。

現在の「リウマチ」という病気が「リウマチ」として呼ばれるようになったのは17世紀になってからである。
あるフランス人医師が定義している
「本態不明の四肢の痛みが続き、進行ははかばかしく、生命に重大な影響を与えない病気をリウマチと呼ぶ」

 

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リウマチは関節がダメージを受ける病気である。関節は、関節包とよばれる関節を覆う袋で包まれている。その表面には滑膜と呼ばれる薄い膜がはられている。この滑膜の炎症がきっかけとなり、関節が破壊されていく。破壊が進むと関節は強く変形して動かすことが困難となり、日常生活を営むのも難しくなります。

では、リウマチの引き金となる滑膜の炎症はどうしておこるのか。

人間の身体には外敵の侵入を防ぐための免疫がある。ところが、この自分を守るはずの免疫機構が自分の身体を攻撃してしまう。これがリウマチの仕組みであると言われている。

しかし、なぜ免疫機構に異常が起こるのかはいまだにわかっていない。

特別養護老人ホームに入所している方の家族から訪問マッサージの依頼がくることがある。施設ではマッサージやリハビリをしていないのでやってほしいとの理由です。このような入所者思いの家族の方は意外に少なく、こういった依頼がくると心温まる思いです。

しかし、このようなやさしい思いは必ずしもかなうわけではなく、権力により遮られることもしばしばです。我々マッサージ師もどうすることもできずにただ見過ごすだけとなってしまいます。

特養老人ホームに入所しているような要介護高齢者の場合などは、リハビリ要素が強く、回数を重ねる必要があるために、経済的な負担軽減から保険適用が必須となります。

ちなみに、以前にも書きましたがマッサージを保険適用するには医師の同意が必要となります。また、マッサージの保険適用の条件は拘縮や筋麻痺の場合となっています。

最近では訪問マッサージを理解してくれている医師が増えて、同意書をすぐ書いてくれるようになってきています。しかし、いまだに我々マッサージ師に対する偏見や無知、様々な思惑から同意書を書きたがらない医師がいることも事実である。

 

最近あった悲しいことを記します。

ある特養老人ホームの年輩医師に家族の方がマッサージの同意書を頼みにいきました。年輩医師は我々のことを「詐欺ではないのか?何か売りつけられるのではないか?本当に資格をもっているのか?」とさんざん家族の方に吹き込みました。家族の方は不安になり私に質問をしてきました。一つ一つ誤解を解き納得できるように説明しました。私は年輩医師も訪問マッサージを知らないのだと思ったのでパンフレットや資格証明書を家族の方に渡して年輩医師にも目を通してもらうように伝えました。

しばらくしてから、今度は年輩医師が「施設でマッサージをするのはおかしい」と言ってきたと家族の方から連絡がありました。私は特養老人ホームでマッサージをすることは制度上問題ないことを説明して、そのむねを年輩医師に伝えるように説明しました。家族の方は「来週医師と会うのでまた連絡します」とのことでした。この時点で最初の依頼から三週間以上が経っていました。年輩医師は週一しか来ないので・・・。

一週間以上経っても連絡が来ないのでご家族の方に電話しました。結局、年輩医師から「自由診療ならやってもよいが同意書は書かない」と言われたそうです。その時点でもう家族の方には以前のようなリハビリに対する熱心さはなく、私に対してもそっけなく、どうでもよいといった感じでした。年輩医師からさんざん言われて断られたのだから当然ですが。

そして私に「自由診療でしたらお金がかかるのでやりませんから」と少々疑うような口調で言ってきたので、私は「リハビリは回数が必要になりますので自由診療はうちも勧めていません」と返答してENDとなりました。

結局我々が押し売り的なイメージで終わってしまった気がするのがなんともやりきれないのですが。しかし、家族の方を非難することはできません。家族の方は被害者です。そしてなにより一番の被害者はリハビリが必要な入所者です。

柔道整復師(接骨院)が不正で癒しのマッサージに保険適用しているのに、マッサージ師の場合は本当に必要な人に保険適用することができません。このようにに同意書があることにより不公平な状態が長年の間続いています。

年輩医師はおそらく外部のマッサージ師に同意をして、何か問題でも起こされたら週一・ニで年1000万円以上(相場ですが)もらえる地位を失うのではないかと心配したのかもしれません。実際医師に責任が及ぶことはありませんが。(同意書とはマッサージ施術に同意するというものであり、治療内容を保証するものではない。責任は施術者にある。)

訪問マッサージの色々な面での認知度の低さを実感した今日この頃でした。この仕事は仕事として成り立つのかどうか・・・先が見えない。まあこれが楽しいのですが。

 

 

骨は大人になると成長が止まると言われているが、イリザロフ法ではどうして骨を伸ばすことができるのだろうか?

子供の頃は骨端に成長する軟骨部分があるが、大人になるとなくなる。そのため骨の成長がストップする。しかし、イリザロフ法による骨延長は成長軟骨とは無関係で骨延長を行っている。イリザロフ法の骨延長は、骨折時の治癒する過程の原理を利用している。

骨は外側の硬い部分と内側の軟らかい部分に分かれている。内側の軟らかい部分には血管や繊維質などが満たされている。骨折すると内側の血管などが骨と骨の隙間を埋めようとして仮の骨をつくり、骨を再生します。

イリザロフ法は、この骨の再生機能をうまくつかっている。

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半月板とは膝の上の骨である大腿骨と下の骨である脛骨の間にありクッションの役目をしている。

通常左図のように三日月状であるが、30人に1人は円板状の場合があるらしい。
通常より分厚く大きいために、衝撃や荷重をうけているうちに破壊や断裂がおきやすく、膝痛の原因にもなる。小児の膝手術の大半は円板状半月板によるものらしい。

母体にいる時は誰でも円板状の半月板をしている。出生する時は中央部分が薄くなり消えて三日月状になる。なんらかの理由でそれが妨げられて円板状のまま出生するらしい。

全てが即手術というわけではなく、痛みが軽度の場合は保存療法により様子をみます。引っ掛かりが強く、膝が動かせないような時は手術が適用となります。

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